初めてパソコンで作曲や編曲を行う時、まずどんな楽器が入っていてどんな役割を担っているのか、わからない方が多いと思います。今回は1番ポピュラーなバンド編成を用いて、各楽器の役割や特徴をご紹介します。

バンド編成とは？

まずバンドの基本編成の説明をする前に、音楽の三要素というものを説明します。
この音楽の三要素を知る事でより各楽器の役割が理解しやすくなります。三要素というのは下記の項目です。

音楽の三要素

• メロディー(歌やギターソロなどの独立した旋律)
• ハーモニー(コードで構成されている和音)
• リズム(ある程度規則的に鳴る音)

次にこの3つの要素からなる、バンドの基本的な編成をご紹介します。

バンドの基本編成

ボーカル

フロントマンと呼ばれ、歌唱を担当します。歌というのは基本単音ですので三要素の中ではメロディーにあたります。

ギター

ギターは基本6本の弦からなる楽器です。コードで鳴らすことが多い楽器ですので、三要素の中ではハーモニーにあたります。

ドラム

ドラムはシンバルも含め、様々なサイズや種類の打楽器から構成されるパートです。正確にリズムを刻むことで曲全体を支えます。三要素の中ではリズムにあたります。

ベース

ギターに似た楽器ですが、基本4本の弦から鳴る低い音が特徴の楽器です。ドラムと共に「リズム隊」と呼ばれることの多い楽器ですが、ベースはギター同様に音階を鳴らす事ができます。ドラムとギターを繋ぐ役割ともされていて、三要素の中では異質なハーモニーとリズム両方にあたります。

まとめ

今回ご紹介した基本的なバンド編成と各々の役割を理解すれば、楽曲制作をする際に効果的に編曲作業を進める事ができます。ボイスエンターテイメントアカデミーの作曲・編曲コースのレッスンでは、その他たくさんの楽器で編成された楽曲制作もお教えしていますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください♪

倉敷スタジオ

〒710-0055 岡山県倉敷市阿知1丁目7-2 くらしきシティプラザ西ビル5F

講師

ボイストレーニングコースについてはこちら！

作曲・編曲（DTM）コース | レッスン案内