DTM初心者の方には、聞き馴染みがないであろう「リフレクションフィルター」というアイテムがあります。今回は「リフレクションフィルター」がどんなアイテムで、どういう役割を果たしているのかを簡単に説明します。

リフレクションフィルターとは

リフレクションフィルターとは、反響音(リフレクション)をろ過（フィルタリング)してくれるものです。反響音というのは、部屋の中で歌った時に、壁や天井に音が反射して返ってくる音のことです。

レコーディングで使うコンデンサーマイクは非常に精度が高いため、このような反響音や環境音まで拾ってしまいますが、コンデンサーマイクはその音をある程度軽減してくれます。

完全にはシャットアウトできませんが、リフレクションフィルター有りと無しでは大きな違いがあります。特に、自宅でのレコーディングを考えている方にはオススメです。

なぜ反響音や環境音がない方がいいのか

余計な音が入ってない方がいいのはもちろんですが、具体的な理由は、反響音や環境音が入っているとミックスの際に非常に邪魔になるからです。もし録音環境が悪く、ボーカルに余計な音が入ったままミックスを始めてしまった場合、楽曲に綺麗に馴染まずレコーディングのやり直しまでしなければいけない、ということもあります。

もちろん後で処理する専用ソフトもありますが、それにお金を使うより、環境を整える方が作業効率もコストパフォーマンスも高いと思います。

まとめ

ボイスエンターテイメントアカデミーの作曲・編曲コースのレッスンでは、ご要望があれば、レコーディング体験も可能です。その際はもちろん「リフレクションフィルター」を使用してのレコーディングになります。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください♪

倉敷スタジオ

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