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2024.11.15 DTM
「イコライザーってどうやって使うんですか?」という質問を生徒さんからよくいただきます。
スマホやカーナビで言葉を見かけた事はあるけれど、何をするための物なのかわからないという方が多いと思います。
今回は「イコライザー」とは何なのかを分かりやすく説明しようと思います。
イコライザーとは、特定の周波数の帯域を調節できるエフェクターで、DTMには欠かせないものです。略して「EQ」ともいいます。
「ギターの高い周波数を抑えたい」や「ボーカルのモワッとした部分をカットし、クリアな声にしたい」という時にイコライザーを使用します。楽器の音をイメージに近づけるのには欠かせない物です。
ミックスをする際に、ほぼ全ての楽器にかけるイコライザーですが、個人的にオススメの使い方があります。それは「必要な音を上げるのではなく、不必要な音を下げる」という使い方です。いわゆる引き算です。
低い帯域をもっと聞きたいときは、中、高域を下げ、高い帯域をもっと聞きたいときは低域を下げる、といったイメージです。
例えばミックスをしていて、歌が聞こえにくい時、歌のボリュームを単純に上げるのではなく、歌と被っている他の楽器の周波数を抑えてあげることで元々のバランスを損なう事なく歌が前に出てきます。
もちろん、足し算目的でイコライザーを使うことは間違いではありませんが、初心者のうちに触る際は上記の方法が特にオススメの使い方です。
イコライザーを使って各楽器の周波数を上げたり下げたりすることで、自分の思い通りの音に近づける事ができます。さらに楽器それぞれの特徴を理解することでよりスムーズになります。
ボイスエンターテイメントアカデミーの作曲・編曲コースのレッスンでは、ミックスを実際に進めながらイコライザーの使い方など細かな知識の座学も行っています。ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
〒710-0055 岡山県倉敷市阿知1丁目7-2 くらしきシティプラザ西ビル5F
Tommy | 作曲・編曲コース講師
ボイスエンターテイメントアカデミー作曲・編曲(DTM)コース講師
幼少期の頃からピアノ、ギターを始め、中学生の時にバンド結成。
2016年に音楽コンテスト「live in ASUKA」でグランプリ受賞。
その後、avex所属の作家・編曲家“福岡 良太”の師事の元、作家・編曲家としてデビュー。
番組のタイアップ曲の編曲や、様々なアーティストの楽曲提供を行っている。
■ 作品
後藤真希「BAD BOY」共作曲 / 共編曲
ONE LOVE ONE HEART「僕らのロードムービー」共作曲 / 編曲
BiTE A SHOCK「僕らの足跡」共作曲 / 共編曲
パーソルエクセルHRパートナーズ株式会社「Unsung HERO」共作曲 / 編曲
ONE LOVE ONE HEART「愛せ、至極散々な僕らの日を」収録「Happy Christmas」共作詞 / 共作曲
GENIC「サヨナラの理由(わけ)」「きみといた」共作曲 / 共編曲
i☆Ris「Anniversary」共作曲 / 共編曲
日本製紙クレシア株式会社 サウンドロゴ担当
長谷井商店 TVCM楽曲編曲
おかやまコープ 50周年記念テーマソング楽曲編曲 etc…
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