楽曲の方向性を大きく決める拍子。しかし意外にも、音楽の授業などでは拍子の話はしておらず、していても忘れてしまっているという生徒さんが多数いらっしゃいました。
今回は「拍子」とは何なのかを分かりやすく説明しようと思います。

拍子とは？

拍子とは、小節単位で考えた拍の数をいいます。

2/4拍子、3/4拍子、4/4拍子などがあります。基本的に、楽曲には拍子が定められています。曲の雰囲気を決めてしまう重要な拍子ですが、最も使われている拍子は4/4拍子です。

拍子の表記

拍子の表記は分数で表されています。

4/4拍子　

1小節の中に四分音符が4つ入っているという意味で、楽曲の中でよく使われる拍子です。
ロック、歌謡曲、EDMなどたくさんのジャンルで使われます。自然にノリやすいアクセントです。

3/4拍子

1小節の中に四分音符が3つ入っているという意味で、ワルツなどによく使われます。
馬の歩く音を連想させる曲が多いです。

2/4拍子

1小節の中に四分音符が2つ入っているという意味で、行進曲などによく使われます。
足踏みを連想させる曲が多いです。

まとめ

今回は代表的な3種類の拍子を紹介しましたが、変拍子や複合拍子などといった普段音楽を聞いているだけではわかりにくい拍子もあります。

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